【SIDS・窒息リスク大】赤ちゃんのうつ伏せ寝は危険【対策2選】

寝返り防止

乳児の死亡原因って何かご存知ですか?

先天性疾患や病気を除けば、不慮の事故(内訳の9割は窒息)、乳児突然死症候群(通称SIDS)が2トップです。
(人口動態統計(確定数)の最新値となる2019年分の結果より)

ポロピー

SIDSとは睡眠中の乳幼児が何の予兆や既往歴もないまま死に至る原因のわからない病気のことです。

実は、窒息もSIDSもうつぶせ寝をすることで大幅にリスクが上がります。

月齢の低い赤ちゃんでは寝かせるときには仰向きにすることが推奨されていますが、寝返りを打っていつの間にかうつ伏せになってることも多いと思います。

うつ伏せ寝による窒息を防ぐ方法は以下のように色々とあります。

  • 枕、クッション、ぬいぐるみを置かない
  • 硬めの布団、マットレスを使う
  • 掛ふとんは軽いもの
  • 薄着にする
  • スタイ、フードなどは外す

ただ、これらは顔を覆ったり、うずめたりすることによる窒息対策であって、うつ伏せ寝を防ぐものではないんです。

ポロピー

親の安心、赤ちゃんの安全を最優先で考えると、うつ伏せ寝の対策がほしいところ。

そこで、うつ伏せ寝の対策アイテムをご紹介します。いつもどおり、自ら使ってみた実体験を交えた解説です。

この記事の想定するターゲット

乳幼児の子育て世代

(目安:月齢1年までのママ・パパ 具体的には寝返り返りが自分でできるようになるまで)

この記事を読んで分かること

うつ伏せ寝の具体的な対策

目次

結論:動きまくりはベルトタイプ、おとなしめはクッションタイプ

寝返り防止には、ベルトタイプかクッションタイプの2択です。

ベルトタイプは拘束力が高いので、動きまくる活発な子にはオススメ。逆に言えば赤ちゃんの自由度を奪うので、それを嫌がる赤ちゃんもいるかも。

クッションタイプは緩く固定されるだけなので、大人しめの子にオススメ動きまくる子だと固定状態から抜け出してしまうので、寝返り防止効果がなくなります。

さて、あなたのお子さんはどちらのタイプでしょうか?

それぞれのアイテムの詳細については次に解説します。

寝返り防止クッション

特徴

クッションタイプは赤ちゃんの周りに固めのクッションを置いて挟み込み、赤ちゃんが寝返りを打つときの体の動きを抑制します。足も手も動かせるので、比較的緩い固定ですね。

左右にクッション置いて挟み込むタイプが一般的。

クッションタイプは拘束力が低く、大人しめの子にはちょうど良いと思います。ただ、ベルトタイプに比べて寝返り防止性は低いです。仰向け状態で上下に動きまわる活発な子はクッションから抜け出せてしまうと思います。

注意点

自前のクッションでも代用できそうですが、柔らかいものだと、顔がうずめて窒息リスクが上がるので硬い目の素材のクッションであることが大前提かと思います。

購入品の簡易レビュー

私が購入したクッションタイプを紹介します。

三角の硬めのクッションを左右において挟み込むタイプです。挟み込みできる距離はマジックテープで自由に調整可能です。

ベッドに設置して使っていましたが、1.5ヶ月目には仰向けで上下で動くような子だったので、すぐに抜け出してしまい寝返り防止効果がなかったですね。

ポロピー

あまり活発に動かない子であれば十分に機能すると思いますが、残念ながらやんちゃな我が子に合いませんでした。

我が子が大人しめかな?と思うのであれば、コンパクトで取り使いも良いので購入を検討してもいいかもしれません。

寝返り防止ベルト

特徴

ベルトタイプは赤ちゃんの腰回りを固定します。手足は自由に動くけど、腰が横向きになる程度まで動かせるくらいに制限されます。

ベルトタイプは非常に拘束力が高いので、使用すれば寝返りは完全にできない状態になります。

購入品の簡易レビュー

私が購入したベルトタイプを紹介します。

ベビー用マットレスにベルト用のベースを巻き付けて、そこにベルトを取り付け、赤ちゃんを腰中心に十字に固定します。

ポロピー

見た目なんか「はらまき+ふんどし」を付けているような感じですが、効果は絶大。

確かに寝返り防止効果は完璧なんですが、自由に動き回れないためか苦しそうな声を出して、夜中に泣いて起きてしまうことがあったため、我が家では使用しないことに。

そもそも使い始めたのが6ヶ月目の時と遅く、もう必要としない時期だったのかもしれません。

もともと動きが活発な子で既に自分で腹ばいして寝返り、寝返り返りも自分でできるようになっていたので、クッションやふとんに埋もれて苦しくなれば自分で動いて解決するか、泣いてアピールしてくれたので問題なかったです。

寝返り返りするまで成長してれば使わなくても心配ないのかもしれませんね。

低月齢の赤ちゃんや、動きがあまり活発でない大人しめ、腹ばいや寝返り返りが得意ではない赤ちゃんには良いと思います。

まとめ

まとめです。寝返り防止には、ベルトタイプかクッションタイプの2択です。

それぞれ、寝返り防止性、赤ちゃんの自由度(拘束度合い)、価格をついて比較表を作成してみました。

スクロールできます
寝返り防止ベルト寝返り防止クッション
寝返り防止性
赤ちゃんの自由度
価格(私が買ったもの)6600円(税込)4620円(税込)
私が考えるオススメ動きまわる子大人しめの子

我が家では使うタイミングは過ぎましたが、月齢の低いお子さんの安全・安心のためには投資すべきアイテムだと思います。

ご参考になれば幸いです。

それでは、安心・安全・スマートな子育てライフを!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次