母乳育児はママの憧れ。私はパパですが、これは間違いないと思います。
我が家の奥さんも子どもが産まれるまではそうでした。でも、現実は違いました。
母乳の量が少ないこともあり、うまく飲んでくれず、産婦人科の授乳室でずっと一人居残り、赤ちゃんは泣き続ける。
退院後の1週間検診で体重が42gしか増えてない。助産師さんから母乳からミルクへの変更指示。
泣く泣く完ミに変えました。憧れがある分、奥さんはより大きなショックを受けました。

この時期は精神的ダメージが酷く、半ノイローゼ状態だったそう。。。
母乳を飲ませなさいと強要してくる産院もあると聞きます。気が滅入りますよね。そこで洗脳されて、退院後に親に説得されて目が冷めたという人もいるそうです。(Instagramより)
それくらい母親には母乳育児への強い憧れ、そして母乳神話は強く・広く信じられているということです!
- 母乳育児ができない・諦めた。けど、もやっとする
- 母乳で育ててる?と聞かれることがストレス
- ミルクで栄養・発育が心配
そんな母乳神話に苦しむママに向けて、ミルクでいいじゃん、母乳よりメリットもあるよってことをまとめてみました。
この記事を書くあたり、Benesseから出版されているたまひよの「初めての育児新百科 mini」を参考にさせていただきました。
母乳神話に苦しむママ
ミルク育児への不安があるママ
ミルクで良い理由・メリット(ミルクいいじゃん目線の記事です)
母乳とミルクの徹底比較
母乳もタダではない
ミルクは当然ミルク代がかかりますが、じゃあ母乳は0円かと思いきやそうではないです。
母乳あげるとその分カロリーをかなり消費します。(引用:たまひよ 母乳1L/1日とすると、約700kcalも!)
消費したカロリー分をちゃんと栄養あるものををバランス良く食べる必要があります。
とすれば母乳は実質0円ではないですよね。
ミルクは準備が手間
母乳は着衣をずらせば、さっと準備可能ですが、ミルクは粉の計量・調乳・調温など結構面倒です。
授乳頻度が多い新生児〜3ヶ月目くらいは特に都度都度のミルクの準備は結構な手間です。
深夜とか外出先とかは特に面倒・シンドイところ。
面倒なミルク作りは以下の記事を参考に、少しでもラクにしましょう!
大容量スプーンによる時短
すこやかの方はこちら


ぴゅあ、はいはい、はぐくみ、E赤ちゃん、アイクレオはこちら


液体ミルクによる時短
液体ミルクによる災害時・外出先・深夜のミルク作りの時短はこちら


調乳ポットによる時短
調乳ポットを使ったミルク作りの時短はこちら


でも、ミルクはパパでも作れる
前向きに考えればミルクだからこそパパや他の家族でも対応できるという見方もできます。
ミルク作りの時はしっかりママは休んで、家族に任せる。
例えば、パパの育児参加のきっかけになる面でも、ミルクは○。
ミルクであれば、すべての育児でパパができないことは一つもないんです!
母乳は痛い・かゆい
赤ちゃんが頻繁に吸い付くので乳首が切れて痛い、歯が生えたら噛んでくるので痛いのはあるあるですよね。
汗や母乳によるかぶれ、あせも、乾燥などが原因でかゆみがでたりします。
母乳は疲れる
母乳の元は血液です。
つまり、母乳を与えるとママの身体は疲労します。カロリーを消費するので当然ですね。
産後で相当なダメージを受けた身体で母乳を与えて更に身体に負担がかかるのが母乳なんです。
アドレナリンが出たり、子どもの可愛さで実感わかない方もいらっしゃるかもしれませんが。
母乳は飲食制限あり
母乳では飲食の制限があります。アルコール、油もの、甘いものは基本的に食べられなくなります。
乳腺が詰まってしまうためだそうです。子育てストレスがかかる中、この制限はきついですよね。
粉ミルクはもちろん飲食の制限なんてありません。
哺乳瓶慣れすれば預けやすい
例えば、職場に早期復帰するなど、乳児の段階で保育園に預けることがあると思います。
実家などにしばらく預かってもらうことを想定してもいいです。
母乳オンリーで育ててきた場合、哺乳瓶の人工乳首を受け付けず、拒絶することがあります。
そうなると事前に哺乳瓶に慣らす必要がありますが、粉ミルクで育っていればその点安心ですね。
栄養・発育には大差なし
栄養面・発育面はどちらもそう変わりません。
粉ミルクは牛乳を原料に加工されたものです。長年の研究で母乳に近い成分になっています。
母乳は子の免疫を高める効果があり、その点は母乳ならではのメリットです。
まとめ
ミルクのメリット・デメリットをまとめました。(母乳対比)
メリット
- 母乳は疲れる(カロリー消費)
- パパでもミルクは作れる(ママ休める)
- 乳首の痛み・かゆみなし
- 飲食制限がない(ストレス発散!)
- 哺乳瓶慣れで預けやすい
- ミルクでも栄養・発育問題なし
デメリット
- ミルク代がかかる
- ミルクの準備が手間
- 免疫を高める効果なし
デメリットについては以下の通り、反論・対策できます。
- 母乳もタダじゃない。母乳で消費するカロリーを補うため食べるためのお金はかかる。
- ミルク作りはやり方次第で時短可能。(時短方法は色々方法あり。別記事を参考に!)
- うがい、手洗い、換気など日頃の感染対策で病気は抑えられる。(コロナ禍で学んだ通り)
最後に
母乳でちゃんとでれば、最初は母乳で育てたと思いますが、やっぱり大変で途中で混合か完ミに切替えたんだじゃないかということらしいです。(奥さん談)
私としてもミルク作りの時短方法を色々と調査するきっかけにもなったし、パパとしてミルク作りでママの負担を減らすことができたので、結果的に完ミでよかったかなと思ってます。
完ミの我が子ももう9ヶ月目に突入。(2021年10月12日現在)
病気もなく、ハイハイ・つかまり立ちして元気にすくすくと育ってます!
「安心・安全・ラク(時短・便利)」な子育てライフを!
コメント
コメント一覧 (2件)
粉ミルクの調乳に関してです。
私はお湯で粉を溶かし、冷蔵庫で冷やしたミネラルウォーターで希釈しています。
冷ます手間がない分時短になります。
具体的には140ml作成の場合、お湯100mlで粉を溶かし、ミネラルウォーター40mlで希釈しています。
すでにお子さんは粉ミルクを卒業しているかと思いますが、気になったのでコメントさせて頂きました。
50ml計量スプーンの記事がとても参考になりました。雪印しか販売していないなんてとても不便ですよね。もっと利便性を考えてほしいと思います。。笑
スプートニクさん
コメントありがとうございます
たしかにミネラルウォーターでの希釈方法も時短効果が高いですね!!
我が家でもトライして記事にしたかったんですが、ご指摘の通り卒乳してしまいました。。。
ほんとに50ml計量スプーンは各社提供を続けてほしかったです(泣)