家でのミルク作りは粉ミルクで作っていると思いますが、液体ミルクを使ったことはありますか?
以下のような時に、お湯いらずで常温で飲ませられる液体ミルクが大活躍。時短かつ便利です。
- 深夜のミルク作りは眠い中の計量・調乳が面倒・シンドイ。
- 災害時・緊急時など水が手にはいらない。電気が使えない。
- 外出で遠出する時に持っていくものを減らしたい。準備手間を減らしたい。
今回の記事では、液体ミルクのメリット・デメリットや各社の特徴比較、上手な活用方法を解説していきます。
粉ミルクを飲む赤ちゃん向け(完ミ、混合の方対象)
液体ミルクのメリット・デメリット
各社の液体ミルクの特徴比較
液体ミルクの上手な活用方法
液体ミルクとは?
液体ミルクは、粉ミルクとは違い、はじめから一定量調乳済みのミルクのことです。
粉ミルクと比べて、お湯いらずで、常温で飲ませられて手軽さがポイントです。
缶や紙パックで販売されています。
液体ミルクは「すこやか」、「ほほえみ」、「アイクレオ」の3種類があります。(2021年9月29日現在)
液体ミルクのメリット・デメリット(粉ミルク対比)
メリット
- すぐ飲ませられる(お湯いらず)
- 常温で保管可能
- 荷物の最小化
デメリット
- 価格が高い
- 秋〜冬はミルクが冷たい。
一番のメリットは、お湯いらずで、常温で直ぐに飲ませられることです。
例えば、外出時を想定した場合、粉ミルクと液体ミルクの準備を比較するとこんなにも違います。
粉ミルクの準備物
- 哺乳瓶+乳首
- 計量した粉ミルクをジッパー等に入れる
- お湯をタンブラーや水筒に入れる
- 湯冷まし用の水
液体ミルクの準備物
- ※哺乳瓶+乳首
- 液体ミルク
※アタッチメントがあれば哺乳瓶も不要!
粉ミルクだと荷物が多くなるけど、液体ミルクだと最小限になるのも大きなメリットですね。
液体ミルクの紙パックや缶にアタッチメント+乳首を付ければ、哺乳瓶すら不要になって更に便利。
デメリットは粉ミルクに比べて価格が高いことです。
なので、
家など基本的には粉ミルク、災害・外出・深夜など特別なタイミング・事情がある時には液体ミルク
と使い分けると良いと思います。
秋冬頃は液体ミルクが冷たくなるので、そのままだと飲んでくれないことがあります。
液体ミルクを適温にはどうすればよいか?方法としては2つ。1つ目はカイロを使う方法、2つ目はお湯を使う方法です。
カイロを使う方法は、以下の記事をご参考!
お湯を使う方法は、以下の記事をご参考!
各社液体ミルクの特徴比較
液体ミルクは「すこやか」、「ほほえみ」、「アイクレオ」の3種類があります。(2021年9月29日現在)
以下の通り、それぞれの特徴を比較してみました。
すこやか | ほほえみ | アイクレオ | |
---|---|---|---|
入れ物の形態 | 缶 | 缶 | 紙パック |
容量(ml) | 200 | 240 | 125 |
賞味期限(製造から) | 8ヶ月 | 18ヶ月 | 6ヶ月 |
常温保管 | ○ | ○ | ○ |
アタッチメント | あり(非公式) | あり(公式) | あり(非公式) |
単価(円/100ml) ※21/9/29価格.com参考 | 約116 | 約97 | 約160 |
液体ミルクは一旦開けると雑菌がわきやすいため保存がきかないです。
無駄なく飲みきりを考えると、
生後1ヶ月目くらいの新生児期は容量の少ないアイクレオ、3ヶ月目以降は容量の多いすこやか、ほほえみが良いです。
賞味期限は缶のほうが持ちが良く、ほほえみが圧倒的ですね。災害時など長期保管向きです。すべて常温保管OK。
価格はほほえみが最も安く、次にすこやか、アイクレオの順です。(21年9月29日の情報)
専用アタッチメントで哺乳瓶不要に!
専用アタッチメントがあれば液体ミルクに直接乳首を付けることが可能になり、哺乳瓶が不要です。
ほほえみは公式のアタッチメントがあります。ミルク缶とアタッチメントはセットで販売されています。(単体販売なし)
アイクレオやすこやかは公式のアタッチメントはなく、他社からアタッチメントが販売されています。
専用アタッチメントの詳細はこちらの記事をご参考。リッチェルの専用アタッチメントのレビューもあります!
液体ミルクの代替手段
スティックの粉ミルクを活用
普段は「すこやか」、「ほほえみ」、「アイクレオ」以外の粉ミルクを使っている方でも、外出時はこの3種のどれかを使うのがオススメです。
しかし、液体ミルクを飲ませて、赤ちゃんの味の好みが変わると嫌という方や液体ミルクよりも安く抑えたい。
そういう場合は、スティックタイプの粉ミルクがオススメです。
以下の通り、スティックタイプは大抵どの種類でも入手することができます。
ちなみにほほえみは他者と異なり、キューブタイプ。粉じゃないので計量不要で扱い易い特徴あり。
すこやかは50mlスティックもあり、150mlにしたい時のちょい足しなど微調整がききやすいですね。
すこやか | ぴゅあ | はいはい | はぐくみ | E赤ちゃん | アイクレオ | ほほえみ | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
50mlスティック | ○ | ||||||
100mlスティック | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
40ml✕5個キューブ | ○ |
スティック粉ミルクのメリット
スティックタイプの粉ミルクはいわば計量済みの粉ミルクなので、お湯や湯冷ましの水が必要です。
液体ミルクほどのメリットはないですが、事前の計量や袋に入れるなどの準備の手間をへらすことができます。
粉ミルクの準備物
- 哺乳瓶
- 計量した粉ミルクをジッパー等に入れる
- お湯をタンブラーや水筒に入れる
- 湯冷まし用の水
スティックタイプの粉ミルクの準備物
- 哺乳瓶
- スティックタイプの粉ミルク
- お湯をタンブラーや水筒に入れる
- 湯冷まし用の水
その他のミルク作り時短方法
参考:ミルク作り時短(スプーン編)
大容量ミルクスプーンを使っても時短可能です。
大容量スプーンを使ってない方は以下の記事をご参考に。
すこやか使用の方はこちら。
ぴゅあ、はいはい、はぐくみ、E赤ちゃん、アイクレオ使用の方はこちら。
参考:ミルク作り時短(調乳ポット編)
調乳ポットを使ってもミルク作りの時短が可能です。
調乳ポットを持っていない方はご参考。
オススメはコンビの調乳じょーず か Yurneroの電子ケトルです。詳細は記事を参考ください。
まとめ
液体ミルクの一番のメリットは、常温で直ぐに飲ませられることです。です。時短かつ便利です。
外出を想定した場合、準備物も手荷物も大きく減ります。アタッチメント+乳首があればほ乳瓶すら不要です。
液体ミルクは「すこやか」、「ほほえみ」、「アイクレオ」の3種類があります。(2021年9月29日現在)
各社の特徴の比較は以下の通り。
すこやか | ほほえみ | アイクレオ | |
---|---|---|---|
入れ物の形態 | 缶 | 缶 | 紙パック |
容量(ml) | 200 | 240 | 125 |
賞味期限(製造から) | 8ヶ月 | 18ヶ月 | 6ヶ月 |
常温保管 | ○ | ○ | ○ |
アタッチメント | あり(非公式) | あり(公式) | あり(非公式) |
単価(円/100ml) ※21/9/29価格.com参考 | 約116 | 約97 | 約160 |
他社のミルクを使っている方も外出時は、この3種から選ぶのが良いと思います。
すこやか、アイクレオでアタッチメントを使いたい方には他社製のものがありますので、ご参考ください。
アイクレオ用(紙パック)
すこやか用(細い缶)
ほほえみ用(アタッチメントを単体で欲しい場合)
どうしても他社の味を覚えるのが嫌、安く抑えたい方は、スティックタイプの粉ミルクがオススメ。
外出を想定すると、残念ながら液体ミルクほどのメリットはないです。計量と袋の準備が不要になります。
最後に
ちょっと費用のかかる液体ミルクですが、災害・外出・深夜時では粉ミルクの準備は大変です。
時には少しでも子育てをラクになるために液体ミルクを使ってみてはいかがでしょうか?
普段使いの粉ミルク、特別(災害・外出・深夜)な時の液体ミルクと使い分けて、ラクな子育てライフを目指しましょう!
この記事が参考になれば嬉しいです。
それでは、「安心・安全・ラク(時短・便利)」な子育てライフを!
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